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今日、次のようなニュースを見かけました。
算数授業の語呂で「皆殺し」教育委員会が「不適切な指導方法」を謝罪
確かに小学生だったら、多少このような悪ふざけ的な言葉の方が食いつきはいいでしょう。けれどもこの報道を見た時に、なんとも言えない恐さを感じました。
1,品の無さと必要性の薄さ
まず語呂合わせの題材として、いくら小学生相手であったとしても、あまりに品がない。そしてそれを”敢えてやる必要性”が感じられないのです。
私も暗記すべき事柄について、多少下品な語呂合わせを使うことがあります。けれどもそれも、相手や状況を選び、必要に応じて使うようにしています。けれどもそこまでして語呂合わせを言うのは、それを「覚えておいたほうがいいから」なのです。
ここで使われた語呂合わせは、以前テレビのバラエティー番組で取り上げられたもの。・・・厳しい言い方かもしれませんが、所詮はその程度のものです。敢えて授業で、しかも教材として取り上げる必要は無いでしょう。
電卓の使い方の導入ならば、もっと良い題材はいくらでもありますから。
2,教育としての思慮の浅さ
このような語呂合わせを、授業という場でやろうと思った先生の考えが、何だかとても残念です。小学校だったら”道徳”の時間などもあるはず・・・なのに算数だったら、このような語呂合わせは大丈夫だと考えたのでしょうか。
恐らく子供たちに、このような語呂合わせで何か悪影響があるかというと、そういうものはほとんど無いでしょう。けれどもその子供たちを指導する大人が逆に影響されている様は、得も言われぬ恐さを感じてしまいます。
子供たちの前で、大人として、そして先生として授業をしていく・・・この意識があれば、きっとこのような題材を使わなかったでしょうね。
3,何らかの問題があった時の、社会的影響の大きさ
本題はここです。世の中には多くの先生がいますし、その先生方が毎日授業をしているのですから、今回のような残念なことは起きて当然なのです(まあ、少ないに越したことは無いですが)。それなのにさっそく、こうやってネットを通じて情報が拡散されていく。・・・これはとても恐いことですね。
私はこうやって、毎日ブログを更新しています。だからその内容について、私自身が責任を負っています。だからネットを通じた社会的制裁のような話は、ものすごく身近に感じてしまうのです。
もちろんこのように私も話題にしているので、この話を拡散している一人であるという自覚はあります。そう感じているので普段はあまりこういうニュースは扱わないようにしているのですが、今回は上のような意図ということで。
さっそくこのニュースも、ネットの掲示板等で随分と話題になっているようです。内容よりもその事のほうが、とても恐いと感じてしまいますね。もちろんこの先生を擁護するつもりはありませんが、もう少しお互いが寛容な心になってもいいのではと思ってしまいますね。
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