わたなべ学習塾 | 日記 | 娘の授業参観

今日は午後から、上の娘の授業参観に行ってきました。今までも何度か参加をしていたのですが、今回初めて「最初から最後まで参観する」ということを経験したのです。

と言うのもいつもは家内や下の娘と一緒に行くのですが、そうしたらすぐに教室で飽きてしまう下の娘の世話をすることになり、結局ほとんど見ることが出来ないのです。今回は先日から家内が体調を崩していて私一人で参観に行くことになったので、授業の最初から最後まで見ることになったのですね。

こうやって授業というものを眺めてみると、いろんなことを感じてしまいます。授業時間は４５分間・・・これは私がやっている授業よりも５分短いものです。その時間の中で、「１０分経った時の子供たちの様子」「２０分経った時の子供たちの様子」「３０分経った時の子供たちの様子」・・・などがどんどん変わってくるのです。

子供たちにとって４５分という時間は、ずっと集中力が続くものではありません。しかしだからと言って、授業を細切れにしてしまうわけにもいきません。そうやって見ると子供たちも大変でしょうが、先生もかなり大変なことをやっているなあと、改めて感じた次第なのです。

私も授業をする５０分の間に、いろんなアクセントを入れるようにしています。生徒の様子を見ながら、また授業内容の区切りを考えながら、授業の中に”メリハリ”を付けるように考えます。そうしないと中学生や高校生であっても、なかなか話を聞き続けることは難しいですからね。

普段は自分主導でこのような流れを作っているのですが、今回はそういうものを客観的に見ることが出来ました。なかなかこういう事も貴重な体験と言えますね。

ということで、「きっとこんなことを考えている親御さんは、この中で私くらいなものだろうな」なんて可笑しく思いながら、真剣に授業を受けている娘を眺めていました。

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