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正確な出典は覚えていませんが、とある文章で「ミステリーとは作者と読者の信頼関係で成り立っている」と書いてありました。作者は、読者が作品に挑んでくれることを信頼し、また読者は、筆者がミステリーの構造から逸脱しない(解けるものである)ということを信頼する、と。これに触れた時には「なるほどなあ」と思ったものです。
受験指導をする立場の人の中には、「入試問題には罠やひっかけがいっぱい仕組まれている」とか「採点者は受験生の細かいミスを見つけ出し、少しでも点数を下げようとしてくる」と思っている方がいます。
こういう見方は、私はあまり好ましく無いと思っています。相手を信用していないような、そんな印象を受けてしまうのですね。
例えばセンター試験を見てみると、毎回とても練られた内容であることが分かります。そんなに簡単でも無い問題でありながら、どの科目も客観的に正解を導くことが出来るように作ってある。その内容の検討も毎回行われ、その後にどんどんと反映されている。
だから受験対策も、「小手先のテクニックではない、地に足の着いた学力を身に付けないといけない」と考えます。受験をする相手(大学など)はその点を見ようとしているはずですし、それを信用しないと対策がぶれてしまいますから。
いろいろと受験テクニックを検討するよりも、まずは”本当の学力”というものを培っていくべきですよね。
※ただしある程度の受験生の振り分けのために、非常に難易度の高い問題が出題されることもあります。今回の話は、あくまでも一般的な入試と考えて下さい。
公式HP → 東大の推薦入試に関すること