わたなべ学習塾 | 日記 | 文系の人は怒っていいと思う

うちの塾が学区になっている、某県立高校でのお話。そこに通っている高１生が担任から、文系ではなく理系に変えてみたらどうかとの提案があったとの事だったのです。

その子は高校受験の頃から、国語の現代文に自信があり、かつ理系科目には苦手意識が強いので、文系主体の進路希望を出していたのです。

確かにまだ高１のこの時期ですから、内容もあまり進んでいません。そこで数学も（うちで授業もやっていますしね）そこそこ点数を取れていたのです。けれどもやはり、文系への希望は高い状態にあるのは間違いないのです。

それなのに、なぜ担任から理系への勧めがあったのかというと、

「文系よりも理系の方が、国公立の推薦が通りやすいから」

というもの。

もう、呆れてしまいます。そしてこういう先生に対しては、文系の人は怒っていいと思います。

また併せて、高１のこの時期から、推薦を目指して科目選択をさせるというのは、逆にまともな受験勉強をさせないと言っているようなものです。一般入試も考えたら、自分の得意科目で勝負をしていくというのは、至極当然のことですからね。

まずは、ぜひ学校も先生も「生徒にちゃんと勉強をさせる」という視点で指導を行って欲しいと思います。

公式HP　→　深刻な状況のように感じます