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TOP > わたなべ学習塾 日記 > 某予備校模試から
昨日、とある浪人生から、予備校で実施されたセンター模試の数学の質問を受けました。この予備校はこちらの地域ではかなりメジャーなのですが、それでも大手の河合塾や駿台予備校ほどの規模ではありません。そのため、出題された問題もかなり独創的でした・・・「そういえば私の現役時代から、こんな感じだったなあ」なんて、懐かしく感じてしまいました。
さてその中の、数学IAにおける整数問題。こちらも典型問題からどんどんと進み、最終的にはこれまた”独創的”な問題になっていました。ほとんどの問題がトントン拍子で進んでいき、最後からふたつ目の問題で強い違和感が。
すんなり計算をしていても、解答欄に数字が埋まらない。もっと具体的に書くと、条件はすぐにわかるものの、マークすべき数値が限定できない、という状況になったのです。
一応その条件を満たす数値を具体的に設定し、十分性を確定させることでマークは埋まったものの、その問題の解答解説で愕然としました。
・・・詳しくは書けませんが、
① 解答解説の記述が、そもそも誤った議論を前提に書かれている。
② 解答解説の記述は正しいものの、あまりに説明不足なのでそのことが伝わらない。
のようになっていたのです。
①は問題外ですが、②も受験生にとってはあまりに不親切。そこでちゃんとした内容を解説して、その解説を修正したのです。
これは何も特別なことではありません。大手の予備校ですら、このようなミスは存在するものですから。けれどもこのようなミスを”見つける”ことは、それなりに力がある人でないと難しいものです。
私が、「私自身は数学を専門にしていた」と口にするのは、こういうことまで分かるということ、またそういう力を元に指導をしている、ということを知ってもらいたいのです。こういうことを自分で書くのはカッコ悪いように感じられるかもしれませんが、私の指導の一部としてとても大切なことですからね。
公式HP → 新しく出来る通信制高校