わたなべ学習塾 | 日記 | 物理の理解

とある有名な物理の先生が、以前にツイッターで呟いたこと。

物理で”分かる”というのは、「教科書やノートなどを何も見ずに、その内容を知らない人に説明出来るようになること」

随分前の内容なのですが、これについてはとても共感します。数学も同様ですが、試験範囲の教科書を読み終わったり、問題を解いて正解したりしただけで”分かった”と勘違いしてしまうことが、生徒にはよくあります。

ところがこの段階では、理解している状態には程遠いのです。自分が分かったと思ったことを人に説明出来るようになって、それで初めて納得出来るのです。逆に、どうやったら知らない人に説明出来るのか・・・これを考えていくと、それまで見えていなかった”理解出来ていなかったこと”が明らかになると言えます。これってかなり重要なことなんですよ。

生徒がよく口にする「定期考査では点数がそこそこ取れるのに、実力考査や模擬試験ではあまり点数が取れない」という言葉。上のように考えると、少しその理由が伝わってくるように感じませんか。

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