わたなべ学習塾 | お店のミカタ https://nabejuku.on.omisenomikata.jp/ わかればきっと楽しくなる!楽しくなればもっとよくわかる!! 【日記】 今まで本当に有難うございました Mon, 29 Feb 2016 23:10:30 +0900 1254336 https://nabejuku.on.omisenomikata.jp/diary/1254336 先日にもご報告していたように、本日この更新をもって、こちらのブログの更新を終了致します。<br /><br />5年近く毎日更新を続けてきたので、こちらのブログもとても愛着があるのですが・・・きちんと決めたことですからね。<br /><br />そして長い間このような駄文に付き合っていただき、本当に有難うございました。<br /><br />この「お店のミカタ」、そしてすでにサービスを終えられている「lococom」などで、PVが増えたりリアクションがあったりすることが本当に嬉しかったものです。<br /><br />大手のブログに比べたら微々たる数でしかありませんが、それでも飽き性な私がここまで更新を続けることが出来た、一番の原動力であることは間違いありません。<br /><br />今回こちらの更新を終了するのは、決してネガティブな理由からではありません。そしてブログ自体は、公式ブログをまだまだ続けていきます。そこでぜひ、そちらもよろしくお願い致します。<br /><br />今後とも末永く、うちの塾をよろしくお願いいたします。<br />そして改めて、本当に今まで有難うございました。<br /><br />公式HP &rarr; <a href="http://nabejuku.net/">うちの塾の一人目の大学受験生</a> 【日記】 福岡県公立高校入試について Mon, 29 Feb 2016 00:04:30 +0900 1253762 https://nabejuku.on.omisenomikata.jp/diary/1253762 すでに昨日の段階で公開されていますが、平成28年度の公立高校入試の志願状況が発表されました。<br /><br /><a href="http://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/nyushi28.html">平成28年度公立高等学校一般入試志願状況(志望変更受付後)</a><br /><br />主にうちの学区の高校しか見ていませんが、事前の予想通りの結果のように感じます。そこでブレること無く、自らが希望する高校に合格するような勉強を続けていきましょう。<br /><br />倍率が低くても、安心してはいけません。油断をするとすぐに逆転されてしまいます。<br />倍率が高くても、悲観してはいけません。油断をしている人を追い越せばいいのですから。<br /><br />それが受験・・・なのです。<br /><br />公式HP &rarr; <a href="http://nabejuku.net/">不正解というものについて</a><br />&nbsp; 【日記】 勝手なことをしない Sun, 28 Feb 2016 00:13:30 +0900 1253314 https://nabejuku.on.omisenomikata.jp/diary/1253314 今日、とある生徒の化学の演習を見ていて、とても気になったことがありました。「最外殻電子が1個であるような原子を選ぶ」という、非常に基本的な問題なのですが、それを間違っていたのです。<br /><br />さて私は、こういう基本的な問題であっても、間違えること自体を責める気はありません。間違えることが無いようだったら、わざわざ塾に来ませんからね。ただそういうことではなく、その問題を解こうとして書いている書き込みが気になったのです。<br /><br />H He Li Be ...<br /><br />多くの人が「水兵リーベ~」と暗記したであろう、この原子番号20までの元素を&rdquo;一列&rdquo;に書いていたのです。さらに最後まで書かずに途中でやめ、また一部抜けている元素もあるくらいだったのです。<br /><br />そこで聞いてみました。「なぜ周期表の形で書かなかったの?」と。そうしたら「(選択肢の)原子の電子数が少ないものばかりだったから、これくらいでいいかな、と思って」と。<br /><br />ここで化学の知識がある方は、この言葉が何の理由にもならないことが分かると思います。恐らくですが、最初いくつか書いてみて「よく分からないけどこれっぽい」と&rdquo;正解になってほしい選択肢&rdquo;を決めたのだろうと思います。きちんと考えていないから、この返答が理由になっているかどうかも分からない。<br /><br />繰り返しますが、私は問題を解けないことにうるさく言うつもりはありません。そうではなく、きちんとやるべきことを丁寧にやっているのか、ということを厳しく見ているのです。<br /><br />お金と時間をかけて塾に来るのです。来るのであれば、きちんと成績を上げたいと思っているはずなのです。ならば「よく分からないけどこれっぽい」みたいな勉強を続けていては、なかなか成果は出てきません。だからそんな勝手な思考はやめて欲しい。<br /><br />勉強の中には、苦労して暗記しないといけないものもあります。たくさん勉強してもなかなか点数に結びつかないこともあります。でもそれらのことを乗り越えていかないと、思った通りに成績は上がりません。なんとなくお手軽に正解を欲しがって、本来やるべき思考を放棄する勉強はダメなんですよ。<br /><br />公式HP &rarr; <a href="http://nabejuku.net/">模試の結果を見て</a><br />&nbsp; 【日記】 虎の威を借るなんとやら Fri, 26 Feb 2016 22:18:05 +0900 1252846 https://nabejuku.on.omisenomikata.jp/diary/1252846 大学受験の情報を調べてみるなら、まずは自分の実力に合致したレベルでの内容を見てみることです。そうしないと、広範な大学受験の世界は、全く分かりませんからね。<br /><br />最難関大学を目指しているのに、定期考査でアップアップしていてはいけません。<br />また日常の授業でいっぱいいっぱいなのに、東大や京大の情報を集めても意味が無い。<br /><br />まずはそういうレベル合わせをしなければいけません。<br /><br />そして併せて、私たちのような塾の人間も、そういうことを考えた情報提供をした方がいい。闇雲に難しい話ばかりしていても、それは情報提供になっているのかどうか。<br /><br />・・・私も気をつけたいと思います。<br /><br />公式HP &rarr; <a href="http://nabejuku.net/">勘違いしないように</a><br /> 【日記】 定期考査対策だけというのは・・・ Thu, 25 Feb 2016 23:24:12 +0900 1252199 https://nabejuku.on.omisenomikata.jp/diary/1252199 定期考査が大切なものであることは、全く否定しません。しかし定期考査対策だけで(うちだけでなく)塾に通おうとするのは非常にもったいない。<br /><br />厳しい言い方かもしれませんが、定期考査の対策は自分で出来なければいけません。もしも自分一人では理解が及ばない、ということがあったとしても、それをカバーする参考書や問題集などの教材はたくさんあるのです。<br /><br />きちんと範囲が分かっている、授業で扱った問題に限定されている、覚えるべきことを指定してもらえる、最近は試験対策の時間を学校で準備してくれている、平常点でフォローしてもらえる、・・・こんな恵まれた試験で、更に大きな費用をかけて対策をする必要はあまり無いでしょう。<br /><br />塾を検討するのであれば、その定期考査レベルを超えた部分で考えないといけない。一回一回の試験で培った力を後の受験に活かして、より大きな壁、より難しい障害を乗り越えていくのです。それだけ勉強のハードルを上げておかないと、ついつい目先の点数にばかり気にしてしまうのです。<br /><br />私はよく受験を話題にします。けれども全ての勉強は受験のためにしている、なんてことは考えていません。あらゆる勉強は「生徒自身が自分のために」やるものです。それを考えて塾を検討すべきだと思いますし、塾はそのような気概を持っていないといけないと思っています。<br /><br />ということで、より高みを目指す勉強を意識しましょうね。<br /><br />公式HP &rarr; <a href="http://nabejuku.net/">来年度の受験生へ</a><br /> 【日記】 同じく頑張れ Wed, 24 Feb 2016 23:05:30 +0900 1251526 https://nabejuku.on.omisenomikata.jp/diary/1251526 昨日、公立高校の倍率が発表された時、「志望校を下げようと思っている」と落ち込んでいる生徒がいました。<br /><br />福岡県では、こうやって志願状況が発表になってから数日間は、受験校の変更が可能です。私としてはたくさん思うことはあるのですが、私なりの思いを伝え、最終的には本人の決断に任せました。<br /><br />そして今日本人に聞いてみたところ、志望校の変更を&rdquo;しなかった&rdquo;とのことだったのです。それに対して「どうして変えなかったの?」と聞いてみたら、<br /><br />「全力でやってみようと思って」と。<br /><br />この生徒が感じているプレッシャーを考えたら、私は変更もやむ無しと思っていました。それなのにこんな前向きな言葉を聞いて、私自身がつい感激してしまいました。<br /><br />受験本番まで、私はこういう生徒たちを指導しています。この生徒たちを笑顔にするために、私は全力で頑張ります。<br /><br />大学受験生だけでなく高校受験生も、最後まで頑張って!<br /><br />公式HP &rarr; <a href="http://nabejuku.net/">今日の駅前の光景</a><br /> 【日記】 行かなくてもいいから合格を勝ち取る Tue, 23 Feb 2016 23:59:22 +0900 1251046 https://nabejuku.on.omisenomikata.jp/diary/1251046 前職の頃から、大学受験生にはとにかく「1校でもいいので合格を勝ち取る」ことを意識して、進路指導をやってきました。その大学はレベルが低くてもいい、遠方で実際に進学が厳しいところでもいい、とにかく自分が今までやってきた受験勉強に、一つの総括をするために結果を出して欲しいと感じるのです。<br /><br />大学受験と本気で向き合っていないうちは、このことがきちんと伝わらない。「合格しても進学しないところだったら意味が無い」と言って、受かるための受験をしないのです。しかしそういう受験生に限って、分不相応な志望校を並べ「これが全部落ちたら浪人する」なんてことを気軽に口にするのですね。<br /><br />今の時代、センター利用を使えば、受験の負担もなく、更に受験料もかなり少額に抑えることが出来ます。もちろんそれで何校も受ければ大きな額になりますが、そもそもセンター利用はそのような受け方をするものでは無いですからね。<br /><br />そして何かしら一つでも合格が出ていれば、それを踏み台にして本命に全力でぶつかることが出来るのです。進学をする気がない合格でも、心の支えとしての力はあるのです。<br /><br />もしも本命がうまくいかなくても、そこで浪人という道を選んでもいい。その時に「進学をすることが出来たけれども、自分の希望の学校に進学をするために浪人するのだ」と、自分の気持ちを引き締めることが出来るのです。<br /><br />ただひたすら、受けたいところだけを受けていって、出てくる結果に流されながら浪人してしまう・・・こういう状況は避けて欲しいものです。<br /><br />と、国公立大学の試験直前に書くような話題では無いですね。ただ、こういう視点はとても大切ですし、実は今からでも間に合う大学はいくつもあります。もしも大学受験に本気で向かい合っているのであれば、本命に全力をぶつける意味で、こういう後ろ盾を検討してみてはいかがでしょう。<br /><br />公式HP &rarr; <a href="http://nabejuku.net/">今年度の公立高校入試情報</a><br /> 【日記】 とても面白かったこと Mon, 22 Feb 2016 23:48:35 +0900 1250440 https://nabejuku.on.omisenomikata.jp/diary/1250440 今年の早稲田大学(基幹・創造・先進理工)の数学、大問題4の問題。<br /><br />数学を教えていて、さらに大学受験業界にある程度詳しくなると、こういう問題だけで楽しめます。<br /><br />動画サイトで有名な、とある講義で扱っている問題とほぼ同じもので、なおかつ「こうやって問題を解いてはいけない」と言っている方法で設問が作られているのですからね。<br /><br />さらにそれを、当のご本人がTwitterで取り上げているのですから。<br /><br />ということで、参考までにこちらを &rarr; <a href="http://nyushi.nikkei.co.jp/honshi/16/w09-21p.pdf">河合塾解答速報より</a><br /><br />公式HP &rarr; <a href="http://nabejuku.net/">小学生と英語</a><br /> 【日記】 個人的には大きなお知らせ Mon, 22 Feb 2016 00:18:03 +0900 1249964 https://nabejuku.on.omisenomikata.jp/diary/1249964 こちらのブログで、一つお知らせしたいことがあります。<br /><br />今月いっぱいで、こちらのブログの更新を終了します。<br /><br />理由はいくつかあるのですが、最も大きいのは以前に比べて生徒数がとても増えたということ。そこで更新をする負担を減らして、その分を生徒への指導に使っていきたいと感じたからです。<br /><br />また公式ブログは引き続き更新していくので、そちらの方に情報を一元化していきたいという思いもあります。<br /><br />恐らくこちらのブログをご覧いただいている方は、公式ブログもご覧になっている方がほとんどでしょう。そこで多くの方にはそれほど影響は無いと思いますが、私自身は何となく複雑な気持ちになっています。<br /><br />「いつまでも2本ずつ更新を続ける余裕がある方が問題だ」と思う自分と、「少しでもうちの塾を知ってもらうためにこれだけは続けていこう」と思ってきた自分。そういう自分の思いが全て解消されているとは言えませんが、とにかく区切りを付けたいと思います。<br /><br />もうすぐこのブログを書き始めてから丸5年です。<br />こちらで更新するのは後1週間程度ですが、最後まで続けていきたいと思います。それまでぜひ、よろしくお願いします。<br /><br />公式HP &rarr; <a href="http://nabejuku.net/">またまた新テストの話題</a><br /> 【日記】 学年末考査対策 Sat, 20 Feb 2016 14:15:48 +0900 1249398 https://nabejuku.on.omisenomikata.jp/diary/1249398 現在、多くの近隣の中学校・高等学校で、学年末考査が行われています。そこでうちの塾にも、テスト対策で自習をしている生徒の姿が割と見受けられます<br /><br />もしも質問があるのであれば、私は答えます。しかしそうでなかったら、私は基本的に直接は教えません。それぞれの勉強内容を確認し、参考になる教材を提示する・・・くらいでしょうね。<br /><br />でもそれで十分だと思いますし、そもそも定期考査対策は、それぞれが自分の力でやるべきものだと考えています。<br /><br />それは一方的に突き放すような意味ではありません。試験範囲も分かっていて、具体的な問題も何が出るのかある程度提示もされている・・・このように恵まれた試験なのですから、これの対策をきちんとこなすことで、のちの本格的な試験対策の練習をやって欲しいのですね。<br /><br />いくら定期考査で試験範囲が多くなったとしても、それは入試に比べたら分量は少ないはずなのです。だからまずは、自分でその対策をしてみて、自分にとってどれくらいの負担になるのかを実感して欲しい。<br /><br />ただもちろん、私は生徒たちをフォローするためにここにいます。だから、自分でやってみた結果分からないところがあれば、そういう部分はきちんと教えます。<br /><br />一つひとつの定期考査に、こうやって真摯に向き合っていたら、すぐに勉強のペースが掴めてきます。これが入試対策における強力な武器になってくれるのですね。<br /><br />こういうことを養っていくのも、大事な受験対策・受験指導と言えると思います。<br /><br />公式HP &rarr; <a href="http://nabejuku.net/">4月から始めるのではなく</a><br /> 【日記】 もちろん大事ではあるのですが Fri, 19 Feb 2016 23:48:24 +0900 1249139 https://nabejuku.on.omisenomikata.jp/diary/1249139 よく学校の先生から「単語力が無いから英単語を覚えなさい」と指導される生徒がいます。いや敢えて、よく生徒に「単語力が無いから英単語を覚えなさい」と指導する先生がいます。<br /><br />もちろんその指導は間違ってはいません。英語の勉強において単語の暗記は、避けて通れない非常に大切なものですから。<br /><br />けれどもその生徒の力をきちんと見るわけでもなく、安易に「単語を覚えなさい」と言っている先生はいないでしょうか。冒頭に書いたような先生は全て、生徒の力を見て「単語力を養成しなければ力が付かない」と考えての指導なのでしょうか。<br /><br />残念ですが、私にはそうは見えません。長文が読めない&rarr;きっと単語が分かってないのだろう&rarr;「単語を覚えなさい」・・・この流れを安易になぞっている状況が少なくないのではないでしょうか。<br /><br />確かに&rdquo;we&rdquo;や&rdquo;they&rdquo;が分からない高校生に英語を教えることは難しい(実際にうちにもこういう生徒が来ました)。けれども、これから出会う英語長文に出てくる英単語を全て事前に記憶しておく、なんてことは事実上不可能なのです。ならば生徒に対して、「本当に単語を覚えさせるレベル」と「単語が分からなくても予測できるようにするレベル」とを、しっかりと見極める必要があると思うのです。<br /><br />そしてその見極めをすることもなく、安易に「単語を覚えなさい」と言われる生徒がどれほど多いものか。<br /><br />分かると思いますが、私は英単語の暗記を否定しているわけではありません。繰り返しますが、英語の勉強において単語の暗記は、必須の作業です。英語の学力にも大きく影響します。絶対に必要です。・・・けれどもそれだけ重要だからこそ、安易にその指導を勧めるだけの先生が多いような気がしてならないのです。<br /><br />なぜここまで厳しく書いているのかというと、こういう安易な指導が、目の前にいる生徒にとってもっと大事な指導を、見失わせている可能性があるからなのです。単語も大事なのですが、生徒によってはもっと大事なことがあるのではないか・・・ということなのですね。<br /><br />今年は大きく英語の点数を伸ばしてくれた受験生が多かったのです。そこで私が考えていることが、完全にトンチンカンなことでは無いはずなのです。そこで異論を持たれる方も多いとは思いますが、このようなことを書いてみたのですね。<br /><br />ぜひ生徒たちに、しっかりとした英語の力をつけていきましょう。その思いは、同じもののはずですから。<br /><br />公式HP &rarr; <a href="http://nabejuku.net/">よくある話題</a><br />&nbsp; 【日記】 新テストの問題例 Thu, 18 Feb 2016 23:34:21 +0900 1248617 https://nabejuku.on.omisenomikata.jp/diary/1248617 どうやら今日の新聞に、センター試験から変わる新テスト(大学入学希望者学力評価テスト(仮))における、マークシート問題の作問例が掲載されていたとのこと。少し調べてみたら文部科学省からすでに公開されていましたので、そちらで確認をしてみました。<br /><br /><a href="http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shougai/033/shiryo/__icsFiles/afieldfile/2016/02/17/1367231_04_2.pdf">参考 「大学入学希望者学力評価テスト(仮)で評価すべき能力とマークシート式の問題イメージ例</a><br /><br />一目見て思ったことが「ああ、これは嫌がられそうな作問だなあ」ということ(笑)<br /><br />このテストで目指していることは分からなくも無いのですが、けれども今の御時世にこのような問題を考えているのであれば、多方面から「どうやって対策をすればいいんだ!」とお叱りがたくさん寄せられると思います。<br /><br />こういう意見は良くないかもしれませんが、そもそもこの資料の中にある「評価すべき能力」というものを、この新テストで評価する必要があるのでしょうか。こういうものこそ、学校の通常の授業を通じて評価するべきで、大学入試という場面でやる必要は無いと思います。<br /><br />大学入試改革の中に、大学側へのアドミッションポリシーの重要化というものがあります。それで分かるように、大学入試においてその大学が求める学生像というものを判断する、という意味が強く存在し、またそれは今後さらに強まるはずなのです。<br /><br />そういう判断と併せて、上のような評価を同時にやっていくのは、いささか無理があるように感じますね。<br /><br />今まではこれを、「大学入試は、合格に必要な点数のラインを越えることが目標」というシンプルな要素として扱っていたような気がするんですよね。だから多くの意味を持たせると、その運用が非常にシビアなものになってしまうのではと感じるのです。<br /><br />まあ、こうやって【たたき台】の段階から叩いてしまうのは、あまり良いことでは無いのですが(笑)<br /><br />・・・と、何だか難しく書いていますが、つまりは、学校の先生は「こういうテストに対してどんな対策をすればいいのだ」と感じるでしょうし、保護者の方は「結局どうなれば大学に合格するのかが分かりにくい」と感じるでしょう、ということ。このテストの恩恵がいまいち分からないのですね。<br /><br />ぜひこういう点を改善し、より良い大学受験制度に作り上げていって欲しいと思います。<br /><br />公式HP &rarr; <a href="http://nabejuku.net/">教わるよりも学ぶ</a><br /> 【日記】 そう言えば Wed, 17 Feb 2016 23:43:39 +0900 1248125 https://nabejuku.on.omisenomikata.jp/diary/1248125 昨日に続いて。<br /><br />高校受験で扱う歴史では、湾岸戦争が普通に&rdquo;歴史的事件&rdquo;として扱われています。これにはちょっとだけ、記憶に残っていることがあるのです。<br /><br />実は湾岸戦争が始まった当日、私の高校では予餞会として、生徒全員は別の会場にいたのです。その中で司会をやっていた人が速報としてこの話題を読み上げたのですね。<br /><br />私としては・・・予餞会の最中の出来事だったので、何となく実感が湧かなかった記憶があるのです。その時は「ふーん」くらいの印象だったのが、実際に帰宅をしてニュースを見てようやく驚いた、という感じだったのですね。<br /><br />恐らく私は、小さい頃から「イラン・イラク戦争」という言葉を耳にし続けてきたので、中東方面での戦争というものが、感覚的に麻痺していたのだと思います。何となくずっと争っているように感じていたのでしょうね。<br /><br />まあ、高校時代の私は、今よりもずっと数学やゲームのことくらいしか考えていなかったので、単に社会情勢の認識に欠けていた可能性も、低くはないのですが(笑)<br /><br />そして勝手な意見かもしれませんが、これが実際に生きてきた一人の人間が感じる歴史なのだと思います。年表の上に書かれている一つの項目を、その時にどのように感じ、どのようなことを経験したのか・・・こういうことが少しでも、今の生徒たちに伝わってくれると嬉しいと思います。<br /><br />そうしたらもっと、歴史自体に興味を持ってくれるかもしれませんからね。<br /><br />公式HP &rarr; <a href="http://nabejuku.net/">難しいことをするよりも</a><br /> 【日記】 年・・・なんだなあ Wed, 17 Feb 2016 00:12:29 +0900 1247632 https://nabejuku.on.omisenomikata.jp/diary/1247632 唐突ですが、1973年に起こった出来事って分かりますか?<br /><br />手持ちの図録の年表で見てみると、「江崎玲於奈、ノーベル物理学賞受賞」や「第一次オイルショック」などの言葉が並んでいます。しかしそれ以外にも出来事があるんですよ。<br /><br />それが「私が生まれた年」です。<br /><br />・・・<br /><br />すみません。<br /><br />それでですね、これは単なるつまらないクイズのつもりで書いたのでは無いのです。実は最近、これを中学生の歴史の授業で使う小ネタに入れているのです。<br /><br />高校受験レベルでこの年号をワンクッションとして使うと、非常に効率がいいのです。「沖縄返還」や「日中共同声明」などの重要項目が集中していますし、何より歴史というものを身近に感じることが出来る(これは私だけでしょうか)。<br /><br />けれども逆に言うと、私自身の誕生年を歴史として教えているのですね。これは分かっていても、少し悲しくなってしまいます(笑)<br /><br />今日も授業で言っていたのですが、私が小さい頃は「明治生まれのご年配の方」も身近にいました。また小さい頃に一緒に住んでいた大叔母は、大正生まれだったのです。そこで明治~大正~昭和という時代は、そこそこ身近に感じてしまうのです。<br /><br />ところが今の中学生になると、本当にそういう時代は&rdquo;歴史上のもの&rdquo;になっているのです。私にとっては馴染みの深い昭和の時代も、教科書の上でしか分からないものになっているのですね。それを教えるというのは、仕方ないことですが、軽くヘコんでしまいます。<br /><br />とは言え、私が実際に経験してきたこと自体が勉強の対象になっているというのは、大きなアドバンテージにもなると思います。出来れば生徒たちに、教科書の文字だけの歴史では無く、それを体験してきた私の言葉で、それを感じて欲しい・・・そうしたら、このヘコんだ気持ちもプラスに働いてくれますよね。<br /><br />ということで、ぜひ今まで過ごしてきた時間そのものを、教材に活用できるようにしていきたいものです。<br /><br />公式HP &rarr; <a href="http://nabejuku.net/">センター試験の&rdquo;データの分析&rdquo;</a><br /> 【日記】 もうすぐ2次試験 Mon, 15 Feb 2016 23:01:56 +0900 1246971 https://nabejuku.on.omisenomikata.jp/diary/1246971 10日後の2月25日は、国公立大学の個別試験(2次試験)となっています。<br /><br />さてどうも、全国的にインフルエンザが流行しているようですね。ぜひ受験生の皆さんは、その対策に注意しておいて欲しいと思います。<br /><br />うちの塾の周辺でも、年明けくらいからよくインフルエンザのことを耳にします。また昨年は、私自身もインフルエンザに罹り、大変きつい思いをすることになってしまいました。そこで、多くの受験生は分かっていることでしょうが、敢えて今一度、こういうことを書かせてもらおうと思ったのです。<br /><br />国公立2次試験は、センター試験のような&rdquo;追試・再試&rdquo;が基本的にはありません。そこでもしも25日に体調を崩してしまうと、取り返しがつかないことになってしまうのです。だからぜひ、細心の注意を払って欲しいと思います。<br /><br />もう追い込みのまっただ中でしょうが、今一度こういう点を見つめなおして下さいね。<br /><br />公式HP &rarr; <a href="http://nabejuku.net/">何を目指して受験するか</a><br /> 【日記】 ”情報化社会”つながりで Sun, 14 Feb 2016 23:58:49 +0900 1246301 https://nabejuku.on.omisenomikata.jp/diary/1246301 先日からネット上で話題になっていることについて。・・・普段はこういう話題を取り上げることは無いのですが、まあ&rdquo;教育&rdquo;の一側面と考えて。<br /><br />例のゲーム機バキバキの件です。基本的に他所様の家庭のことなので、私は「これは躾なのか虐待なのか」などという議論をするつもりはありません。もっと深刻な状況にある家庭は、全国で山のようにありますから。<br /><br />しかしそういう私でも思うことが二点。まずは長男のゲーム機は、長男のことを思ってくれた他の人からの&rdquo;いただきもの&rdquo;だったということ(※これは元記事を読めば、冒頭にその記述があります)。いただきものの端末を壊したのかどうかははっきりしませんが、それか、それと同等のものを壊す行為は、あまり褒められたものではないと思います。<br /><br />まだ「全て親が買い与えたもの」であれば、その行動に理解出来る余地はあるのですが・・・これでは筋が通らないような気がします。<br /><br />そして二点目。個人的にはこちらの方がより深刻だと思うのですが、このような内容を&rdquo;子育て日記&rdquo;として掲載してしまう新聞社の感覚に、大きな違和感を感じます。<br /><br />一つのコラムとして、著名人に記事を書いてもらうことはよくあることでしょう。それが意見として多少偏ってしまっていたとしても仕方がないことだと思います。しかし壊した端末の写真まで掲載し、さも「これが日常的な&rdquo;子育て日記&rdquo;なのだ」という体裁を取っているのが、私には信じられません。<br /><br />非常に残念ですが、恐らくこれは&rdquo;ゲーム機だから&rdquo;なのでしょう。<br /><br />身の回りのものは大切に扱い、そして全てに「もったいない」の気持ちで接していくことは、ごくごく基本の道徳観であったように感じます。それなのに、壊してしまったことを当然と考え記事を書いたこの方と、それを「子育てではこのようなこともあって然るべき」と言わんばかりに掲載した新聞社を考えると・・・なんだかなあと感じますね。<br /><br />なお相変わらず、こういうポイントごとに議論をしていくのではなく、また事の発端となった元記事を見ることもせずに、一方的に個人攻撃をしている人たちがたくさんいます。こういう人たちにも辟易してしまいます。これまた道徳観の欠如に、大きく心配をしてしまいますね。<br /><br />公式HP &rarr; <a href="http://nabejuku.net/">情報化社会なので・・・</a><br />&nbsp; 【日記】 演習を基軸とした指導について Sat, 13 Feb 2016 17:25:52 +0900 1245708 https://nabejuku.on.omisenomikata.jp/diary/1245708 うちの塾では個別指導をメインにしています。そうするとどうしても、理系科目が指導の中心になってしまいがちになります。ところが現在は、理系よりも文系の生徒のほうが格段に多いのです。そういう生徒たちにどのような指導をしているのか。<br /><br />基本は演習を基軸にしています。問題集を解かせ、その内容を身に付けさせるのですね。しかしこういう指導はとても勘違いされやすい。「わざわざ塾に行って、自習しかしないんですか?」と。<br /><br />例えば大手の予備校のスケジュールを見てみるといいです。きっと自習時間の長さに驚かれると思いますから。けれどもそういうところでは、どの科目をどれくらい自習するのか・・・という部分までチェックされることはそうそうありません。<br /><br />ここのところうちの塾では、今まで夏期講習や冬期講習で行ってきた方法をベースにして、「それぞれの生徒に、必要な科目・分野を選定して」演習を行っています。また問題集だけでなく、その問題集と対応する指導書(参考書)をセットにして、「理解すべき内容」と「解法の定着」を両立を指導しています。<br /><br />だから「自習用の教材だけもらって、後は自宅でやる」みたいな方法は勧めません。そういう一方向の指導では無いからなのですね。<br /><br />この点を十分に理解して、うちの演習を受けて欲しいと感じます。一つひとつをきちんと身に付けていけば、かなりしっかりとした学力を養うことが出来ますからね。<br /><br />公式HP &rarr; <a href="http://nabejuku.net/">言われなくても、です。</a><br /> 【日記】 残りの期間の勉強 Fri, 12 Feb 2016 16:48:16 +0900 1245113 https://nabejuku.on.omisenomikata.jp/diary/1245113 県立高校の入試まで、すでに一ヶ月を切っています。そこで後になってから後悔しないように、これから本番までは全力で&rdquo;足掻いて&rdquo;ほしいと思っています。<br /><br />ここで大事なのが、現実的にどのような科目・分野を勉強すればいいのか、ということ。全ての科目の全ての分野を網羅出来ればいいのですが、時間が限られている今だからこそ、こういうところも意識をしておいたほうがいい。<br /><br />かと言って分からないところがたくさんあるのに、特定の分野に絞り込んで勉強をするのは、とても勇気がいることです。またそれを絞り込んでしまうことで、本当に手を入れないといけないところを逃してしまう可能性もあるのです。<br /><br />だからまず、結果から逆算するのです。あと一ヶ月後には、全体としてどれくらいの点数にならないといけないのか、またそのためにはどの科目をどれくらいの点数にすべきなのか、更には、実際にそれが実現可能な対策であるのか・・・こういうことを吟味して、目標に向かっていくのです。<br /><br />分かると思いますが、このような方法を&rdquo;論じる&rdquo;ことは簡単なものです。しかし知識も経験もない人がこういう検討をしていくのは、非常に危険なことと言えます。<br /><br />そこでそのときには、きちんと信頼できる先生に相談をして欲しいものですね。もちろんうちの塾に来ている生徒は私に相談すればいいのですが、来ていない受験生はそういうわけにもいきませんから。<br /><br />しっかりと意識して欲しいのは、自分一人で決めないこと。そして決めたら、確実に実行をしていくこと。<br /><br />きちんと目標と、それに向けての方針が立っていれば、きっと道は開けてきます。ぜひ残りの期間頑張りましょう!<br /><br />公式HP &rarr; <a href="http://nabejuku.net/">大学入試の地歴公民・理科</a><br /> 【日記】 混同されやすい Thu, 11 Feb 2016 18:01:14 +0900 1244611 https://nabejuku.on.omisenomikata.jp/diary/1244611 昨日からあちこちで見る次の話題。<br /><br /><a href="http://www.yomiuri.co.jp/national/20160210-OYT1T50028.html">はねても、とめても正解・・・漢字の細かい違い許容</a><br /><br />私は小学生の頃、とても漢字が好きでした。大人も読めないような漢字を調べてそれを書いたり読んだりして、周りから「すごい」と言われるのが快感で(笑)。そういう時代の私がこの記事を見たら、「これは絶対に間違っている!」と激怒したことでしょう。<br /><br />しかし今の私は「全く問題ない」と感じています。むしろ厳密性を持たせている方がおかしなことだとすら感じています。<br /><br />実際に「とめ・はね・はらい」や「点や棒の向き」まで正確に全ての漢字を覚えていますか?・・・全ての漢字となるとほとんどいないでしょう。多くの人は、それぞれの字癖もあり「誤解がない程度にアレンジしている」のではと思います。<br /><br />こういう現実的な面と併せて、実は漢字においてこれらの厳密なきまりはありません。元々「ここは&rdquo;とめ&rdquo;なければいけない」とか「ここは&rdquo;はね&rdquo;ないといけない」という規定は無いのです。一応標準的な書き方の約束は存在します。しかし細部に至るところまで厳密化されているわけではありません。<br /><br />ならば問題は、この報道のような内容は「今後は間違いを許容する」というものでは無いのです。そうではなく「今までが、本来は存在しない約束に縛られていた」のです。・・・ここが非常に混同されやすい。<br /><br />どうでしょう、うまく伝わりますか。今までは「実際に決められていたわけではない」ルールにより、「現実には柔軟に使われている」違いを厳密に見られ、それによって子供たちが採点されてきているのです。だから今までの方が、なんとも歪な指導が為されてきたのです。<br /><br />ただもちろん、標準的な知識がないと正しい言葉や文字を使うことが出来ません。だからそれなりに細かく覚えていかないといけないとは感じます。ただ少なくとも、正しく使われているものを使っても、「テストではバツにされる」という状況は無くした方がいい。<br /><br />分かると思いますが、これは国語の漢字に限ったことではありません。その他も、多くの学習内容において、「教育すべき内容として規定されているもの」と「実際の教育の現場で違う扱いをされているもの」が異なる、というものが存在します。こういうものは改善して欲しいところですが、やはり混同されやすいことなのでスムーズには進まない状況になっていますね。<br /><br />こういう問題は、周りもきちんとした知識が無いと話が理解出来ません。そこで報道を表面的に読むだけでなく、もう少し深い部分まで納得するように心がけるべきだと思います。<br /><br />公式HP &rarr; <a href="http://nabejuku.net/">推薦入試に対して</a><br /> 【日記】 個別指導でのサポートの一つ Wed, 10 Feb 2016 23:47:20 +0900 1244333 https://nabejuku.on.omisenomikata.jp/diary/1244333 集団授業に比べて、個別指導のメリットとも言えることを一つ。<br /><br />生徒の中には、他の生徒に比べてメンタル面のケアが必要な子が出てきます。勉強で行き詰まっていること、学校で苦労していること、友人関係で不安に思っていること・・・こういうことをいっぱい抱えてしまうことがあるのですね。<br /><br />そういうことを、時にじっくりと聞いてあげることもやっています。それは私が、学校の関係者でも無く、もちろん友人や家族でも無いために、非常に話しやすいポジションにいるので成立するのです。こういうサポートをして、引き続き勉強に気持ちを向けていくのですね。<br /><br />実は来年度から、少し指導形態を変更する予定です。まだ具体的な部分は書けませんが、基本的に個別指導を限定的に行っていくことになります。・・・ただそうであっても、こういうサポートは出来る限り続けていきたいと思っています。<br /><br />勉強も大切ですが、まずは勉強と向き合える前提を作ってあげたいですからね。<br /><br />公式HP &rarr; <a href="http://nabejuku.net/">大切なこと</a><br />