わたなべ学習塾 | 日記 | こういう部分はかなり羨ましい

今日塾で勉強をしていた高１生が、次のような問題集を使っていました。

新課程　短期完成　データの分析ノート　（数研出版）

見たらすぐに分かるように、これは学校採用図書・・・すなわち一般に購入することは出来ません。こういうものについて、以前に教科傍用問題集を入手するために、普段からお世話になっている教材屋さんに相談をしたことがありますが、そうやったとしても入手出来るものとそうでないものがあるのです。

こういう”教材の選択肢”がたくさんあるのは、かなり羨ましいものですね。

問題集としては非常に質素な作りで、ページ数も少なく紙質もそれほどいいとは言えないものです。けれどもすごいのは、巻末問題に２０１５年のセンター試験の本紙と追試が収録されていたこと。

もちろん問題を参照するだけであれば、すでにあちこちの問題集にこれらは収録されています。けれどもそれまでの教材に統合して更に今年度版としてまとめ、学校に見本を配り採用を検討してもらい、その上で全てを印刷する・・・これを年内にやっているのですから、大したものだと思います。

一般向けの参考書・問題集も数多くあり、実質あまり選択肢に不自由しているわけではありませんが、それでもさらに選択肢を増やしても悪いことはありません。

勉強を教える上では、少しでも内容の濃いものを探していきたいですからね。

他にもまだ知らない教材が、たくさんあるのでしょうね。

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